先日さんまの丸干しを購入した森守さんで、猪とシカの肉を買いました。
森守さんお勧めは、カレーなら猪の首の肉とのことでしたので、猪の首の肉と、シカのひき肉をお願いしました。
猪のカレーです。スリランカカレーのレシピで作ってみました。シンプルでシャバシャバしたカレーにするか、しっかり玉ねぎを炒めた濃厚なカレーベースにするか迷いましたが、今回は初めて料理するお肉なので、シンプルでスパイシーなカレーにしました。臭みは全然ありません。臭くないマトンのような濃い味です。骨は取ってきれいに加工してくださっていますが、骨付き肉の骨の周りの肉のようなプリプリした食感がある部分もあります。肉自体は臭みはないのですが、カルダモンととても合います。身がしまっていて味が濃いです。これがジビエなのですね。感動です。
シカのひき肉でキーマカレーを作りました。ひき肉なのに全然脂がなく、水っぽくもありません。身がしまっています。豚や鶏のキーマカレーでは、同じ分量の水分で煮込むと、もっと水分がでるのですが、シカのキーマはどっしりした感じです。野生のシカは筋肉質なのでしょうね。しかしこちらも全く臭みはありません。臭くはないですが、クローブとカルダモンをスタータースパイスに加えたのは正解だと思います。
シカのひき肉をサービスでたくさんいただいたので、半分はシシカバブにしてみました。これはかなりイケます!オーブンで焼いても全く水分が出ず、どしっと肉です。炭火で焼いたら最高ではないでしょうか。